Japan release: 2024

INTRODUCTION

プロデューサー兼監督の佐藤崇弘は、社会課題を解決するリーディングカンパニー(東証プライム市場上場)の創業者・元代表取締役社長。一方で、ベンチャー企業中心に約50社へ出資するエンジェル投資家としての側面も合わせ持つ。
佐藤が、投資される側から、出資を行う側にまわることで見えてきた情報の非対称性。
起業家・実業家出身の投資家が、別に嘘を言ったり、騙したりしているわけではない。ただ、聞かれないから、依頼されないから真実を言っていないだけ。
そんなエンジェル投資家がほくそ笑む、彼らでないと知らない・気づけない、実は本当に大切な視点を描いた金融・経済作品。
ロケーション撮影は全て日本で行った。

STORY

アーヴィングは、「これからはインターネット時代」であることを先読みし、友人らとオンラインショッピングサイト運営会社を立ち上げ上場させた。

彼は上場後も会社経営を続けつつ、持ち株を担保に多額の借り入れをして、世界中の若手起業家に出資を行う“エンジェル投資”を行い始める。

ある日、一人の若手起業家カル・ベンと出会い、天才的な発想に魅了され、カルの会社に複数回にわたって巨額投資を行いのめり込んでいく。

カルも、自分の会社の時価総額が急上昇したことで変貌し、更に時価総額を高めるために虚像を作り続けていく。

そんな中、カルのスキャンダルが報道機関にリークされ、ハリボテが世間に露呈してしまう。事前に株を売り抜け逃げ切ったカルと、資産も家族も失い無一文となったアーヴィング。

情報の非対称性を、エンジェル投資を舞台に描いた金融・経済作品。

Takahiro SATO PROFILE

1980年福島県生まれ。大学在学中、障害者施設や高齢者介護施設の事業化に成功。2004年に長野県庁の課長級職員に抜擢され、翌年当時最年少での県庁部長級職員を経験。

退庁後、2005年に就職困難者の就労支援を行う株式会社LITALICO(東証プライム上場)を起業し、代表取締役に就任。

代表退任後は、スタートアップ支援にて起業家育成に注力する傍ら、奨学金支給等を行う財団法人設立に取り組む。2021年にインターナショナルスクールを運営する株式会社CTISを設立し、代表取締役・理事長に就任。

映画には制作会社への出資をきっかけに携わり、長編映画「青の帰り道」、「古都」、「Daughters」のエグゼクティブプロデューサーを務める。その傍ら、自身でも劇場短編作品の制作に関わり「さよならを決めた日」、「モンブラン」の監督を務め、本作「The Investor」でプロデューサー兼監督を担う。

STAFF / CAST

Directed by
TAKAHIRO SATO

Co-Director by
TAKATOSHI TSUCHIYA

Screenplay by
KAZUHISA KODERA
YUTA IGARASHI(SEKAISHA, Inc.)

Producer
YUTA IGARASHI(SEKAISHA, Inc.)
MOTOO KAWABATA (POLYGON MAGIC,INC.)
SHINICHI KAWAHARA (STUDIO VIEW)

Lead Cast/Supporting Cast
REZA EMAMIYEH
BOB WERLEY
PAULA BERWANGER
GREG DALE

2023 / Japan / English / 116 MIN. / COLOR / CinemaScope / 5.1CH

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